民家が盗難バイク運送拠点になっていた!―福建省南安市

Record China    2007年3月24日(土) 14時35分

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2007年3月20日深夜、福建省南安市の公安局は、官橋鎮塘上村草埔尾の民家にあった盗難バイクの運送拠点を捜査し、59台のオートバイを押収、7人を逮捕した。

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2007年3月20日深夜、福建省南安市の公安局は、官橋鎮塘上村草埔尾の民家にあった盗難バイクの運送拠点を捜査し、59台のオートバイを押収、7人を逮捕した。

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この民家は村はずれにひっそりと一軒だけ建っていて、小さな山に囲まれている。民家には大小7つの部屋があり、敷地は壁に囲まれ、外からは中の様子が分からない。門には鉄の扉が付けられていた。「もし通報がなければ、ここに盗難バイクの運送拠点があることは絶対に分からなかっただろう」とある警察官はコメントした。

この民家の持ち主は鄭さんといい、年齢は40才ほど。3年前に夫を亡くし、19才の息子と一緒に暮らしている。彼女の話では夫が3年前にガンで死んでから、彼女はほとんど外に出ていなかったという。

昨年の年末、盗難バイク販売組織のメンバーが彼女を訪ね、「あの家は人目に付きにくい。1台オートバイを預かってもらえば100元(約1500円)払う」と話を持ちかけてきたのだという。鄭さんが言うには、犯罪グループは毎日廈門市・晋江市・石獅市・徳化県・永春県などからオートバイに乗ってやってきたという。バイクの数が5、60台になるとトラックで広東省へ持っていき、この際にボスが彼女に1台あたり100元を支払っていたのだという。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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