オーストラリア、5Gからファーウェイ排除もラグビーチームはスポンサー継続を熱望「ファーウェイのロゴを誇らしく思う」―中国メディア

Record China    2019年2月4日(月) 8時30分

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1日、観察者網は、オーストラリアのラグビーチームが、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のスポンサー契約継続を熱望していると伝えた。写真はファーウェイの広告。

2019年2月1日、観察者網は、オーストラリアのラグビーチームが、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のスポンサー契約継続を熱望していると伝えた。

記事は、ファーウェイがオーストラリアのラグビーチームであるキャンベラ・レイダースのメーンスポンサーとして、8年間もチームを支えてきたことを紹介。しかし昨年、豪政府が米国に追随してファーウェイを5G(次世代移動通信システム)から排除したことで、豪メディアはチームが中国企業のサポートを引き続き得られるか心配しているという。

記事によると、この点についてレイダースの最高責任者であるDon Furner氏は1月31日、AP通信とのインタビューで、「ファーウェイは最近、米国などの国から非難されているが、チームと中国スポンサーとの関係は何の影響も受けていない」と語った。

Furner氏は「ユニホームにファーウェイのロゴがあることをわれわれは誇らしく思っている。われわれの関係は、最初のシーズンから今に至るまでずっと積極的だ。われわれはファーウェイにメーンスポンサーを継続してもらいたいと願っている。ファーウェイはわれわれと最も長く一緒にやってきたスポンサーで、とても良いパートナーだ。今シーズンが始まってから、19年以降のスポンサー契約について話し合う」と述べた。

記事によると、レイダースとファーウェイのスポンサー契約は3年で、19年9月のシーズン終了後に期限を迎えるという。そして契約に基づき、チームのユニホームには目立つ位置にファーウェイのロゴが記されている。

ファーウェイとレイダースはいずれも具体的な契約金額を明かしていないが、メディアの報道によると年間85万オーストラリアドル(約6800万円)とみられ、第二スポンサーの2倍近い金額だという。

記事はまた、豪メディアの報道を引用し、ファーウェイのオーストラリア社の責任者であるJeremy Mitchell氏が豪メディアとのインタビューで、豪政府の決定はファーウェイのスポンサー戦略に影響を与えないとし、「われわれがレイダースのスポンサーとなってから、当社の業務は60%増加した」と述べたことも伝えた。(翻訳・編集/山中)

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