Record China 2018年12月27日(木) 22時30分
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韓国では中国と同じ漢字の人名や地名が数多く使われているが、その読みをどのように扱うかがよく問題になるという。写真は韓国の清州古印刷博物館。
2018年12月26日、中国青年報によると、韓国では中国と同じ漢字の人名や地名が数多く使われているが、その読みをどのように扱うかがよく問題になるという。
問題となるのは、駅や街頭などの案内を多言語で発音、表記する際。例えば「益山」という地名は、韓国では「Iksan」と読み、表記するが、中国語では「Yishan」となり、まったく異なる。人名もしかりだ。
異なる言語なのだから当然と言えば当然だが、韓国人の中には「韓国の地名や人名なのだから、現地音で発音、表記するのが当たり前だ」と強い不満を抱く人も少なくないという。
その結果、地下鉄では4カ国語でアナウンスが行われるものの、駅名だけは現地音が使われるという状況も起きている。そのため韓国を訪れた中国人観光客は中国語でアナウンスされても次はどこの駅なのか、列車がどこに向かっているのか理解できないという。
また、ある韓国人は中国語で紹介された際、金という姓を「Jin」と読まれたが、「私の姓はJinではない。Kimだ」と真顔で反論した。こうした事例は決して極端なことではなく、枚挙にいとまがない。
ただ、こうした問題は年々少しずつ減ってはいる。若い世代はこうした問題には寛容で、中国語の授業では自分の名前を中国語で呼ばれることにも興味を抱くし、韓国の地名や人名を中国語の音で耳にし、話すことにもごく自然に受け入れている。(翻訳・編集/岡田)
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