<2018年日中関係10大ニュース(7)>福田康夫元首相が「南京大虐殺記念館」訪問、歴史に向き合う―華字紙

Record China    2018年12月31日(月) 5時0分

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26日、華字紙・中文導報(電子版)はこのほど、同紙編集部が選出した「2018年日中関係10大ニュース」を伝えた。

2018年12月26日、華字紙・中文導報(電子版)はこのほど、同紙編集部が選出した「2018年日中関係10大ニュース」を伝えた。

記事は、「2018年は日中平和友好条約締結40周年であり、日中関係が全面回復した年でもある。2018年を振り返り、読者のために日中関係10大ニュースをまとめた」とし、次のように伝えた。

(7)福田康夫元首相が「南京大虐殺記念館」訪問、歴史に向き合う

福田康夫元首相は6月24日、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺記念館)を訪問した。日本の首相経験者が同館を訪れるのは海部俊樹、村山富市、鳩山由紀夫各氏に続いて4人目。

福田元首相は、中国社会科学院、復旦大学、中華日本学会の招待を受け、上海で開催される日中平和友好条約締結40周年を記念する学術活動に出席するため中国を訪れた。

福田元首相は同館で、犠牲者のために献花し、哀悼の意を表し、「和平東亜」の文字を揮毫(きごう)した。福田元首相は「平和が一番大事だ。戦争が一般市民を巻き込み、多くの被害をもたらした。再び起こしてはならない」「日中両国民は過去のことは忘れることはない。それと同時に、前方を見て前進しなければならない。両国民が力を合わせて、新しい時代、良い世界をつくるために働かなければならない」と語り、日本人はここを訪れて歴史を理解すべきとの考えを示した。福田元首相の訪問の意義は、歴史に向き合う政治家や良識ある社会人が日本では依然として主流であることを示しているということだ。(翻訳・編集/柳川)

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