2012年12月14日、新華網によると、米国は11日、最新宇宙機X−37Bの3号機を打ち上げたが、この小型無人スペースプレーンは新たなスパイ分野を切り開く可能性があると一部の専門家は指摘する。

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X−37Bの搭載設備は謎に包まれており、その目的についてメディアの憶測を呼んでいる。米空軍は新たなスパイ活動の方法を研究中と一部の専門家は指摘する。

地球に帰還し、再び宇宙に打ち上げて任務を行うことのできるこの小型飛行体は最新のスパイ計画の一部であり、敵国の衛星の妨害にも使用できると宇宙問題の一部の専門家は指摘する。中国の宇宙ステーション実験機「天宮1号」の偵察が目的と推測する声もある。

中国は宇宙への関心を日に日に強めており、2007年に行った実験で、米国とソ連に続き自国の衛星を撃墜した3つめの国となった。ワシントンの識者は中国のこの実験が警鐘を鳴らしたと指摘する。

X−37Bプロジェクトは米航空宇宙局（NASA）が1999年に始動。その後、国防高等研究計画局が主体となった。同局は米軍のための新技術開発を責務としている。（提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/TF）