Record China 2012年12月17日(月) 14時17分
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15日、中国広播網によると、仕事と能力について行われた世界的な調査で、中国人の8割以上が、自分の仕事は役不足であると感じており、世界1位であることが分かった。写真は北京のオフィス。
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2012年12月15日、中国広播網によると、総合人材サービス企業ランスタッドが行った調査で、中国人の8割以上が、自分の仕事は役不足であると感じており、世界1位であることが分かった。
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この調査は同社のカナダ事業所が、12年7月から8月にかけて、32カ国でインターネットを通じて行ったもの。回答者の年齢は18歳から65歳で、週に少なくとも24時間仕事をしている人を対象とし、各国400人以上の回答者を得た。
自分の仕事が能力やキャリアよりも低いと感じている人は、中国の84%に続き、トルコ78%、ギリシャ69%と続いた。この割合が最も低い国はルクセンブルクの23%、デンマーク25%、ベルギー28%となった。反対に、自分の仕事が能力やキャリアよりも高いと感じている人の割合が最も高かった国はイタリアの47%で、日本の42%、チリの41%と続いた。この割合が最も低い国はハンガリーの4%、チェコの7%、ギリシャの9%だった。
同調査を実施した事業所のあるカナダでは、前者の割合が44%、後者の割合が20%で、どちらの数字も世界平均に近かった。同社は多くのカナダ人が自分の仕事にはやりがいが乏しく、他の仕事を探したほうが良いのではと考えている可能性があると指摘。能力のある社員を留めておきたいならば、仕事にやりがいがあると社員に感じさせることだとアドバイスをしている。雇用主は社員に自主性や多様性を与え、社員が新たな技能を発揮し、訓練できるようにすべきだとした。また、社員の意見を取り入れ、個人の技能や仕事の目標を明確にし、職種の変更や仕事を兼任させるなどして、社員の要求を満たすことも必要だとしている。(翻訳・編集/中原)
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