2012年12月15日、中国・長江の下をくぐる初の地下鉄路線である湖北省武漢市の地下鉄2号線が、28日から試験営業を始めると市民向け試乗会で明らかになった。新華社通信が伝えた。

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地下鉄2号線第1期工事の総延長は27．73km。設計最高時速は80kmで、平均時速は約36km。長江の下をわずか3分間で通過する。

地下鉄は長江の川底から16〜47mの場所を通り、地下鉄路線としては埋没深度が中国で最も深い。武漢市の市街地は地質条件が複雑なため、山地やビル、湖、長江などを貫いており、同路線の建設は中国の地下鉄トンネル技術が世界最高クラスに達したことを示している。

地下鉄2号線は、試験営業に向けた審査ですでに「A＋」評価を獲得している。関連部門によると、武昌、漢口の両地区を縦断する同路線が開通すれば、初期の日平均乗客数は延べ50万人に達し、市街地の交通機関の混雑が大幅に緩和される見込みだという。（提供/人民網日本語版・翻訳/YT・編集/内山）