Record China 2012年12月17日(月) 13時18分
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16日、北朝鮮の金正日総書記の一周忌を翌日に控え、首都の平壌では金正恩第1書記が出席して中央追悼大会が開かれた。写真は金総書記一周忌を伝える中国の新聞。
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2012年12月16日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の一周忌を翌日に控え、首都の平壌では金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が出席して中央追悼大会が開かれた。中国・環球時報の記者によると、数日前の大雪にもかかわらず、同市内に点在する金正日総書記ゆかりの場所にはおよそ数万人の市民が献花に訪れたという。
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韓国・聯合通信によると、追悼式典では金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が、金正日総書記の功績について「北朝鮮を世界的軍事強国にし、堂々たる核保有国に押し上げた」と述べた。金正恩第1書記はこの席で発言はしていない。
海外メディア各社によると、金正日総書記死去後の1年間における金正恩第1書記のパフォーマンスについては、おおむねよい評価が出ているようだ。韓国・朝鮮日報はその功績を「経済改革、人事調整、ミサイル発射」の3点に集約されるとしている。また、先代とは異なり、夫人を公式の場に帯同するなどして国民の親しみを獲得することに成功、事実上の鎖国状態を一部緩める動きも見られている。当初は“政治闘争の犠牲者”とみられていた金正恩第1書記だが、党内の支持を得ながら指導者層の大胆な人事改革を行い、権力の基盤固めに成功したと考えられる。なお、金正日総書記の葬儀でその棺をかついだ「七人衆」のうち、すでに4人が免職や降格などの処分を受けている。(翻訳・編集/愛玉)
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