ウォン・カーウァイ監督「一代宗師」のチャン・チェン、出演シーン削除に不安は?―香港

Record China    2012年12月18日(火) 19時22分

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17日、ウォン・カーウァイ監督の最新作「一代宗師」の座談会が香港で行われ、俳優チャン・チェンが出席した。

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2012年12月17日、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の最新作「一代宗師」の座談会が香港で行われ、俳優チャン・チェン(張震)が出席した。文匯報が伝えた。

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3年越しで撮影されたウォン監督の最新作は、カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン葉問)を描くもの。香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)を主演に起用している。当初は今月下旬に公開の予定だったが、最終的には来月8日に延期されたことが明らかになった。現在も編集作業中と言われ、本当に公開に間に合うのかが疑問視されている。

17日、香港で作品の座談会に出席した出演者の1人、チャン・チェンによると、完成作はまだ見ていないとのこと。今も補足分の撮影が行われているとのうわさだが、彼のシーンはすべて撮影終了している。しかし、もし監督から声がかかれば、いつでも飛んでいく準備をしているという。

映画を作る上での細かい作業や、こだわりがあったはずのシーンもばっさりカットすることで有名なウォン監督。苦労して撮影したシーンが、もしも完成作で全部消えていたら?の質問には、「心の準備があるし、監督の仕事のやり方を理解しているから」と、笑顔で語っていた。自分のシーンがどのような形で作品に反映されるのか、キャスト全員が心待ちにしている様子だ。(翻訳・編集/Mathilda

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