中国地方政府トップの大人事異動で「団派」躍進、習近平派を抑える―米華字メディア

Record China    2012年12月20日(木) 11時25分

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18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「中国共産党第3回人事異動=“団派”の逆襲、“習家軍”より上位に」を掲載した。写真は広東省トップに就任が決まった胡春華氏。

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2012年12月18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、記事「中国共産党第3回人事異動=“団派”の逆襲、“習家軍”より上位に」を掲載した。

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18日、中国共産党は地方トップの人事異動を発表した。胡春華(フー・チュンホア)氏が広東省委書記に、王君任(ワン・ジュンレン)氏が内モンゴル自治区書記に、夏宝龍(シア・バオロン)氏が浙江省委書記に、趙正永(ジャオ・ジョンヨン)氏が陝西省委書記に、王儒林(ワン・ルーリン)氏が吉林省委書記に就任している。

このうち王君任氏を除く4人が、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の支持派閥である団派(共産主義青年団)の出身。王君任氏にしても前任地の山西省では団派のエリート・袁純清(ユエン・チュンチン)氏の下で働いていただけに団派の影響を色濃く受けていると言われている。団派が習家軍(習近平派)に圧勝する結果となった。

習近平(シー・ジンピン)体制の最高指導陣である中国共産党政治局常務委員では、団派出身者は来年3月に首相に就任する予定の李克強(リー・カーチアン)氏ただ一人。団派惨敗と言われた。しかし今回の地方人事で広東省や浙江省などの有力地域も含め、多くの地方政府トップを団派が押さえている。(翻訳・編集/KT)

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