台湾パスポートに「万里の長城や黄河入れよ」、野党議員が中国に反発―中国紙

Record China    2012年12月20日(木) 8時10分

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18日、中国の新版パスポートに記載された地図に台湾の景勝地が含まれている問題で、台湾野党の一部議員が「台湾パスポートの地図に万里の長城や黄河を盛り込むべきだ」と求めるなど波紋が広がっている。写真は2012年5月より新たに発行されている中国のパスポート。

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2012年12月18日、環球時報(電子版)によると、中国の新版旅券(パスポート)に記載された地図に台湾の景勝地が含まれている問題で、台湾野党・民進党の立法委員(国会議員)が台湾当局の姿勢に反発し、一部議員が「台湾パスポートの地図に万里の長城や黄河を盛り込むべきだ」と求めるなど波紋が広がっている。

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同問題では13日、台湾の対中交渉窓口機関・海峡交流基金会の林中森(リン・ジョンセン)理事長が、中国の対台湾交渉窓口機関・海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユンリン)が厳重抗議した。これに対し、台湾行政院大陸委員会の王郁[王奇](ワン・ユーチー)委員長は、同問題は中台間の微妙な案件だと説明。関係者に対し、中台関係を悪化させるような論争を避けるよう求めた。

一方、台湾野党・民進党議員は相次ぎ反発。台湾当局に対し「中国側の動向をきちんと把握できているのか」「情報交換ができているとは思えない」など批判が広がっている。(翻訳・編集/AA)

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