新指導者・習近平氏、第3の改革“柔軟に”スタート―米華字メディア

Record China    2012年12月21日(金) 0時2分

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18日、知識人の多くは習近平氏を指導者とする新たな指導部に対して一定の期待感を持っているが、政治改革が断行できるかどうかはいまだ不透明のままとなっている。写真は北京の天安門広場。

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2012年12月18日、米華字メディア・多維新聞によると、16日に北京市で行われた改革討論会「新政満月」で中国政法大学や中国共産党中央編訳局、香港大学などの知識人が新たに発足した指導部の今後の改革について議論した。

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経済学者の呉稼祥(ウー・ジアシアン)氏は、今回の第18回党大会を境に中国の政治にはここ20年間見られなかった3つの特徴が生まれたと指摘している。1つ目は、30年ぶりに党総書記就任と同時に軍を掌握したこと、2つ目は国務院総理と党総書記の考え方がかなりの程度で一致していること、3つ目は旧世代の政治への干渉が基本的になくなったことだという。

これらの特徴はこれまで見られなかったことであり、今後の政治改革には大きな追い風になるとみられ、呉氏は「習近平(シー・ジンピン)氏は柔軟な方法による中国第3の改革を始めようとしている」と期待を持って見ている。

知識人の多くは習近平氏を指導者とする新たな指導部に対して一定の期待感を持っているが、政治改革が断行できるかどうかはいまだ不透明のままとなっている。(翻訳・編集/岡田)

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