<中華ボイス>「本を読む自由を!」税関で没収される政府関連の禁書―中国ネットユーザー

Record China    2012年12月24日(月) 17時7分

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20日、中国で発売禁止となっている禁書を香港や台湾から持ち帰る人が増えている。中国のネットユーザーは税関で書物を没収され、「本すらまともに見せてくれないとは実に横暴だ!」と怒りをあらわにした。資料写真。

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2012年12月20日、中国共産党に対する批判や歴史的な大事件の真相などについて書かれた本、政治指導者の伝記などは、「社会の秩序を乱す」として中国本土では発売禁止となることもある。ところが、禁書と呼ばれるこれらの書物は、香港や台湾では堂々と販売されている。そのため、お土産としてひそかに持ち帰る中国人観光客が増えている。もちろん禁書だけに税関で見つかれば没収されてしまう。

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中国のネットユーザーは今月8日、「全くついていない!昨晩北京首都国際空港の税関で、購入した書物を全て没収された。怒りのあまり私は職員たちに“悪事はほどほどに”と訴えたところ、彼らは法律にのっとり仕事しているだけだと反論した。文化大革命の紅衛兵(中国共産党内の実権派批判運動を行った学生中心の組織)やナチスも革命を旗印に書物を燃やしていた。一体何が法で何が悪事なのだ!本すらまともに見せてくれないとは実に横暴だ!」と本を見る自由もない現状に怒りをあらわにした。(翻訳。編集/内山

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