Record China 2019年1月8日(火) 14時20分
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8日、ウィーチャット公式アカウント「牛弾琴」は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が7日から10日まで中国を訪問し、8日の誕生日を中国で迎える「特別な狙い」について分析する記事を掲載した。
2019年1月8日、中国メディアの海外網によると、中国国営新華社通信傘下の「環球雑誌」副編集長、劉洪(リウ・ホン)氏が開設したウィーチャット(微信)公式アカウント「牛弾琴」は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が7日から10日まで中国を訪問し、8日の誕生日を中国で迎える「特別な狙い」について分析する記事を掲載した。
記事はまず、「公式資料によると、彼(金正恩氏)は1984年1月8日に平壌で生まれた。今回の訪中日程は1月7日から10日まで。すなわち彼は35歳の誕生日を中国で過ごすことになる」とした。
その上で、「特別な節目の特別な人物による特別な訪問だ。間違いなく一連の特別なシグナルを伝えていると言うことができる」とし、次の3点を挙げた。
最初に挙げたのが「特別な友好」だ。記事は「米国がどう圧力をかけようと、他の国がどうけしかけようと、これは通常を超えた特別な友好だ。往来は、浮き沈みがあったものの、結局は頻繁だった。これは一部の国を失望させただろう。この80年代生まれ(金正恩氏)にとって4回目の訪中だ。昨年3月、彼は初の外遊で中国を訪れるのは特別な意思によるものだと明言した。これは中国の影響力を示すものであり、中国の外交は確かに特筆に価するものだ」とした。
次に挙げたのが「重大な変化に向けた立場のすり合わせ」だ。記事は「2回目の米朝首脳会談を目前に控えていることを考慮すると、今回の訪中が表敬訪問でないことは明白だ。重大な会合に単身乗り込むことは一種の勇気であるが、単独で敵陣に切り込むのは不安で簡単なことではない。思い出してみれば、この80年代生まれは、昨年の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との歴史的会談に先立ち初めて北京を訪問した。トランプ米大統領との会談前には大連に来た。そして今回、再び北京を訪れた。この高頻度は中国と外国との交流史において異例なことだ。重大な変局を前に中国に来て腹の底を打ち明けることは、情勢の複雑さとこの80年代生まれの時局把握能力を示してもいる」とした。
最後に挙げたのが「情勢の大きな変化」だ。記事は「1年前、朝鮮半島情勢は一触即発の戦争の瀬戸際にあった。突然のシンガポール会談での握手と談笑が転機の訪れとなった。だがその後、進展は難しく、批判合戦が続いているようだ。2回目の米朝首脳会談でどう語るかが、戦争と平和に関わりを持つ。中国は交渉の促進に依然努力している。実際のところ、朝鮮半島情勢は中国の支援なしには現在の結果を達成できなかったし、さらに前進を望むのであれば、中国の役割は依然不可欠だ」とした。(翻訳・編集/柳川)
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