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中国人だらけの学校に留学する中国人、「中華街留学」が問題に―中国メディア

Record China    2012年12月25日(火) 8時30分

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24日、中国人だらけの学校に留学する中国人や「中華街留学」が問題になっている。写真はシドニーの中華街。

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2012年12月24日、「2012年中国留学発展報告(以下『報告』)」の統計データによると、2010年に米国で学ぶ外国人留学生の数は初めて中国人がインド人を上回り最多となった。カナダ、ロシア、日本の各国でも、中国人留学生数は出身国別でトップに立っている。人民日報海外版が伝えた。

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■中国人学生の人気留学先国ベスト4は米国、英国、オーストラリア、カナダ

報告によると、米国は引き続き、中国人学生の間で最も人気が高い留学先となっている。2位以下は、英国、オーストラリア、カナダが続いた。私費中国人留学生の留学先の中でこの4カ国が占める割合は75%に達した。専攻学科について見ると、中国の大学学部に通う中国人大学生のうち、約半数は経済・金融・管理学科を専攻している。海外の大学院で学ぶ中国人留学生の専攻内容も基本的にほぼ同じだった。

英国を例に挙げると、某メディアが2011年に報じた関連データによると、英ウェストミンスター大学国際マスコミ学科では、中国人留学生が在籍学生全体の5割以上を占めた。また、ロンドン芸術大学でファッション・ビジネスを専攻する外国人留学生のうち、中国人留学生の占める割合が最も高い。

中国の民間教育サービス最大手「新東方教育科技集団」の周成剛(ジョウ・チョンガン)執行役員が執筆した文章「旧海外留学組の視点から:今の中国人留学生に欠けているもの」がこのほど、香港・文匯報に掲載された。周氏は同文章で、上述の現象について、「留学先の学校選択に関し、例えば中国人に名の知れたカナダ・トロント大学は、海外在住中国人の間では、『清一色』(すべて、例外なくの意味)華人の大学という意味で、『清華大学』と冗談半分で呼ばれ、中国人の学生たちが入学申請に殺到している。実際、こうした『有名校』は少なくない」と書いている。

■一部の学校・専攻に集中する中国人留学生

中国人留学生が一部の学校や専攻に集まる原因は一体何なのか。中国人学生が留学先で「まるで中国人クラスに入ったよう」と感じるような状況は、一体どのようにして生まれたのだろうか?

専門家は中国人留学生が集中しやすい学校を以下の3タイプに分類する。(1)語学専門学校(2)比較的有名な大学。中国人学生や親の中には、名門校に対するコンプレックスから、より有名な大学へ入学を希望するため、そのような大学への入学申請者は増える一方だ。そのため中国人クラスのようになる率がかなり高い(3)教育の質があまり良くない大学や学生不足に悩む私立大学。これらの大学は、入学条件が緩く、学費が安く、経済的にそれほど裕福でない中国人家庭の子供でも入学できる。また、海外に出る本当の目的が大学で勉強することではないという中国人学生も受け入れる。

このほか、海外留学という連鎖の先に、海外の一部大学に対する理解に乏しい中国企業が少なくない事実にも注目すべきだ。帰国留学生を採用する企業が、「知名度が高く、ユニークな特色を持つ」海外大学の卒業者を重視する傾向も、留学生の進学先や専攻科目を偏らせる一因となっている。

■選択肢は留学生が握っている

このような現状に直面し、ある親は「留学しても、子供の英語はレベルアップしていないのでは」と心配し、また別の親は「大金を注ぎ込んで留学させたが、子供は本当に海外生活から貴重な経験を得て、見聞を広めているのだろうか」と気を揉んでいる。また、「周りが中国人ばかりであろうとなかろうと、とにかく名門校に留学させる」という姿勢を決して崩さない親もいる。ある学生は「留学先に中国人が多いことで、留学生はそれほど孤独を感じていないようだ。そのことに何ら問題はない。海外でどれだけのことを学ぶかは、自分自身にかかっている。周りの人間など関係ない」との見方を示した。利害関係も絡み、喧々諤々(けんけんがくがく)の意見が飛び交っている。

米国大学網のJim Wolfston会長は、「留学を成功させるには、2つの条件をクリアしなければならない。まず、社会に対して深い理解を持つこと、もう一つは、自分の学業に真剣に取り組むことだ」と指摘した。

また、Wolfston会長は「中国人留学生には、現地社会に溶け込めず中華街に寄り付く『中華街留学』現象が見られる。学生たちは中国語で会話し、授業が終われば中華街に繰り出し、現地の中国人サークルで交流する。彼らのこのような現象は、学業面ではそれほど問題はないが、現地社会に溶け込むという面では、かなりのハンディキャップとなる。これから留学する人は、選択肢は自分が握っていることを忘れないでほしい。これまでの中国人学生のように、自分たち同士で固まって『中華街留学』で満足することもできるが、それとは全く違う新たなライフスタイルを確立し、自分の総合的な文化素養を高めることも可能だ」と続けた。

「『中華街留学』という奇妙な現象から抜け出せるかどうかは、留学当初の最も辛い時期を乗り切れるかどうかにかかっている。ただし留学後に努力するより、出発前に理性的な計画をしっかりと立てておくことの方が重要だ」とある学生は指摘する。

「これだけ多くの留学生が同じ専門を選択していれば、帰国後の職探しが難しくなるのでは」と心配する親は多い。留学専門家はこれについて、「これら2つの問題に必ず相関関係が生まれるとは言い切れない。同じ専門と言っても、細かい違いは大きく、求人需要が高い専門は、それを専攻する学生も多いものの、就職競争に及ぼされる影響はそれほど大きくない。だが、この傾向が当てはまらない業界もある。求職者数が求人数よりずっと多ければ、就職競争が激化することは避けられない」とコメントした。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

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