Record China 2019年1月10日(木) 11時20分
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UAEで開催されているサッカーのアジアカップで、グループFの日本は9日にFIFAランク127位のトルクメニスタンと対戦し3―2で辛くも勝利。中国でも大きな注目を集めている。資料写真。
アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているサッカーのアジアカップで、グループFの日本は9日にFIFAランク127位のトルクメニスタンと対戦。3―2で辛くも勝利した。
下馬評では日本が圧倒的に有利と見られていたが、26分にアルスランミラト・アマノフに目の覚めるような豪快なロングシュートを決められ先制を許す。前半はそのまま0―1で折り返すが、56分に原口元気からのパスをペナルティーエリア内で受けた大迫勇也が右足で流し込み同点とすると、その4分後には左サイドの崩しから最後は再び大迫が詰めて逆転に成功。さらに71分には20歳の堂安律が反転からゴール右隅に決めリードを広げる。
楽勝ムードも漂い始めたが、あきらめないトルクメニスタンに徐々に押し込まれ始めると、78分に自陣でボールを奪われ、DFラインの背後に抜け出される。GK権田修一がたまらず相手を倒してPKを献上。これを決められ1点差に追い上げられる。最後までひやひやの展開が続いたが辛くも逃げ切り、貴重な勝ち点3を手にした。
この試合は中国でも大きな注目を集め、中国のスポーツメディアはこぞって「辛勝」「冷や汗」などと表現。中国中央テレビのスポーツチャンネル(CCTV5)は「番狂わせを拒否」と題する記事で日本の逆転劇を伝え、「最終的には(勝利したことで)幸先の良いスタートとなった」としている。
日本代表に対する評価が高い中国のネットユーザーの間でもさまざまな声が上がっているが、最も“いいね”が多いのは「日本の勝利が表していること。それは、ゴールは偶然に生まれることもあるが、実力こそが勝敗を決定する要素だということ」というコメント。思わぬ形で先制を許しながらも試合を支配し、逆転した日本の力をたたえるものだ。また、「失点しても自信を失わない。これぞ日本サッカー。アジアの強豪」「日本の実力はここ(逆転したこと)にある。番狂わせなどありえない」といった声も寄せられた。
この他、グループFで最も実力が劣ると思われていたトルクメニスタンの奮闘に「“弱小チーム”は弱くなかった」「アジアのサッカーは全体的に差が縮まってきている」というコメントも散見された。
なお、グループFのもう1試合ではウズベキスタンがオマーンを2―1で下した。日本の次戦は13日、アブダビのシェイク・ザイード・スタジアムでオマーンと対戦する。(北田)
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