Record China 2019年1月11日(金) 9時20分
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三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET)は、上海市松江区の鉱山跡地で開業したホテル「インターコンチネンタル上海ワンダーランド(写真)に非常用ディーゼル発電セットを納入した。
MHIETが非常用ディーゼル発電セットを納入したは、「世界で最低海抜に位置するホテル」として計画発表時から注目されてきた。国分本社グループは上海などで事業拡大をしてきたが、BIXの子会社で北京や内陸部の成都でも事業基盤を固める考え。
●三菱重工MHIET、上海新名所の「巨大廃坑跡ホテル」に非常用発電セットを納入
三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET)は、上海市松江区の鉱山跡地で開業したホテル「インターコンチネンタル上海ワンダーランド(上天馬山世茂深坑酒店)」に非常用ディーゼル発電セットを納入した。2019年1月10日付で同社が発表した。
上天馬山世茂深坑酒店はたて掘りの鉱山跡地を利用して建設され、ホテルが建つ地面の標高は海抜下約88メートルと「世界最低」という。2008年に計画が発表されてから注目されており、18年11月に開業した。地元にとって新たなランドマークになると期待されている。
MHIETが納入したのは非常用ディーゼル発電セット「MGS(Mitsubishi Generator Series)」2台で、納入先は中国で同ホテルを含めインターコンチネンタルホテルやヒルトンホテル等を手がける不動産開発大手の世茂集団です。世茂集団にMGSを納入するのは5件目で、累計台数にして10台になった。MHIETによると、日本品質の高い信頼性と製品力が評価されたという。
●国分グループ本社、中国の食品卸「北京必愛喜食品営銷有限公司」を子会社化
国分グループ本社は10日、中国の食品卸売会 社の北京必愛喜食品営銷(BIX)を子会社化すると発表した。
国分グループ本社は上海を中心に沿岸エリアにおいて卸事業、物流事業を柱に事業拡大を進めている。BIXは北京市・成都市(四川省)を中心に、日系小売業・日系メーカーとの取引を拡大してきた。国分グループ本社はBIXの株式の90%を取得して子会社化することにより、北京及び内陸部の主要都市である成都での事業基盤を強化する。
2018年12月末に持分譲渡契約を締結締結しており、2月1日に持分譲渡を実行する。BIXの資本金は1300万元で、17年2月期の売上高は1億3100万元(約21億4800万円)。(翻訳・編集/如月隼人)
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