<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-1>平等な社会なんて…お笑い芸人の生活保護費受給問題

Record China    2012年12月29日(土) 11時16分

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2012年、中国のインターネット界では4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”を通じ、発言権を持ちだした。今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第1回は「お笑い芸人たちの生活保護費受給問題」。資料写真。

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2012年、情報鎖国が続いていると考えられていた中国で、大きな異変が起きた。依然として政府の検閲下にある同国のインターネット界で、4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サービスを通じ、発言権を持ちだしたのである。情報の受け手としても十全とは言えない状況にある彼らだが、それでも個人の意見を自由に発言し、情報の送り手側ともなったのだ。

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この“中国版ツイッター”を通じて、既存のメディアからはうかがい知ることのできない中国人の本心を知ることができるようになった。彼らは、日本のことをどう思っているのか?今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第1回は「お笑い芸人たちの生活保護費受給問題」。

5月、お笑い芸人の親族に絡んだ生活保護費受給問題が争議となった。お笑いコンビ・次長課長の河本準一は、自身の母親が長年にわたって生活保護を受けていたという一連の問題について釈明会見を行い、続いてキングコングの梶原雄太にも同様の問題が噴出、説明を迫られることに。芸能ニュースというレベルを超え、社会問題ともいえる事態となったが、報道は隣国の中国にも届いているようだ。

“中国版ツイッター”では、在日中国人と思われる人物が、「また芸人の生活保護問題が出たね。河本一家の恥知らずな行為もそうだけど、僕たちの納めた税金ってこういう寄生虫のために使われてるんだな。今年は何としてでも脱税の方法を考えるよ」とつぶやいたのをはじめ、いくつかの反応が届いている。以下はその代表的な発言。

「知れば知るほどひどい話だよね。15年(も受給していた)なんて」

「河本はもう半年くらいはテレビに出られないのでは?」

「いや、干されるべきだろ」

「もともと吉本の息のかかった芸人は嫌いなんだけど、これでますます見損なった」

「それでも、家族愛と涙って一定の効果があるのかな。まあ、罪の如何よりも、単に河本の好感度が著しく下がったというだけの話だよね」

「梶原の話はまたちょっと違うのでは?これは矢面に立たされそうだね」

「藤森まで泥まみれになってほしくないな(※オリエンタルラジオの藤森慎吾がこの件についてツイッター上でフォロワーと舌戦になっている件を受けて)」

「どこも同じだよ。平等な社会なんて、ただの笑い話さ」(翻訳・編集/愛玉)

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