<2012年中国10大ニュース(7)>国有化で反日デモ拡大、日本製品ボイコット…尖閣問題

Record China    2012年12月31日(月) 10時30分

拡大

2012年も政治から外交、スポーツまでさまざまなニュースがあった。その中から代表的な出来事を「中国10大ニュース」として振り返る。7件目は尖閣諸島問題。写真は9月、北京の日本大使館前で行われた反日デモ。

(1 / 8 枚)

2012年も政治から外交、スポーツまでさまざまなニュースがあった。その中から代表的な出来事を「中国10大ニュース」として振り返る。

その他の写真

7件目は尖閣諸島問題。9月、日本政府が尖閣諸島の国有化に踏み切ると中国の激しい反発を呼び、全国に反日デモが拡大した。抗議活動が暴力性を帯びたものとなり、不満の対象が日本から政府に向かうことを怖れた政府が微妙なかじ取りを迫られるなど、中国の内政問題をも浮き彫りにするとともに、海外企業の中国離れに対する懸念も生まれた。

中国全土に広がった反日感情は「日本製品ボイコット」によって表現された。しかし、このグローバル時代に「日本製を買わない」という選択は、その生産地である中国の雇用問題にとっても、中国製品の生産にとっても、さらには観光業や芸能界など各方面にダメージを与える「両刃の剣」なのであった。(編集/TH)

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携