Record China 2019年1月16日(水) 7時0分
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中国高速鉄道の新しい車両で基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されて使用停止になったと一部メディアが報じた問題について、鉄道の運営会社が否定する声明を発表した。写真は北京鉄路より。
中国高速鉄道の新しい車両で基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されて使用停止になったと一部メディアが報じた問題について、鉄道の運営会社が否定する声明を発表した。14日付で観察者網が伝えた。
中国経営報がこのほど、「中国鉄路総公司傘下の二つ以上の鉄路局集団公司で、新しく作られた復興号車両のホルムアルデヒド残留量が基準値を超え、先日使用停止になった」と伝えた。
記事によると、この報道について中国鉄路北京局集団が同日、報道を否定する声明を発表。同集団は声明の中で「今日報じられた、時速160キロの復興号列車で基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されたという内容は事実に著しく反する。車両からは基準値を超えるホルムアルデヒドは検出されておらず、使用停止という状況も発生していない」としている。
また、新造列車の一部が運用されていない理由について、数回に分けて運用開始する計画であること、旅客の快適性を考え揮発物を十分に飛ばして新車特有の臭いを軽減する必要があることを挙げた。そして、「われわれは旅客の乗車環境、特に健康や環境保護問題を重視しており、条件に適合しない列車については断固として運用しない」との姿勢を示したという。(翻訳・編集/川尻)
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