Record China 2019年1月15日(火) 16時50分
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さまざまな問題で不名誉な注目を浴びる中国のマラソン大会で、今度は「ヒーロー扱い」されたランナーに不正行為があったことが発覚した。資料写真。
さまざまな問題で不名誉な注目を浴びる中国のマラソン大会で、今度は「ヒーロー扱い」されたランナーに不正行為があったことが発覚した。
11日付の北京青年報の報道によると、不正が見つかったのは6日に行われた福建省アモイ市でのアモイマラソン。重さ10キロの装備を背負って完走した消防士に各方面から称賛の声が寄せられたが、実は他人のゼッケンをつけて走っていたことが明らかになった。
問題のランナーは地元の消防士で、勤務歴は約10年。「初のアモイマラソンに備えて半年前から重い物を背負ってのトレーニングを始めた」などと報じられていたが、同紙記者が大会の公式ウェブサイトでゼッケンの照会を行ったところ、登録されていたのは別人だったそうだ。
大会組織委員会は11日、計15人にルール違反があったことをサイトで報告しており、消防士に関しては「当委員会が開催する各種大会への参加を永久に禁じる」などと説明。消防士にゼッケンを渡した人物についてもそのゼッケンに基づく成績の抹消、永久追放処分などとしたことを明らかにした。
今回の問題に対し、中国のネットユーザーからは「アマチュアなんだから大した問題ではない」との意見が寄せられる一方、「いつになったらこんなことがなくなるのだろう」「恥ずかしい」「どんなイベントでもまずルール順守」などの声も上がっている。(翻訳・編集/野谷)
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