Record China 2019年1月17日(木) 21時20分
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中国のポータルサイト・新浪に15日、日本の高校サッカーについて論じた「こんな青春とサッカーはうらやましい」と題するコラム記事が掲載された。写真は埼玉スタジアム2002。
中国のポータルサイト・新浪に15日、日本の高校サッカーについて論じた「こんな青春とサッカーはうらやましい」と題するコラム記事が掲載された。
記事が取り上げたのは、先日開催された第97回全国高校サッカー選手権大会。「日本で最も大きい学園サッカーの大会」「決勝は日本代表戦でも使用される国立競技場や埼玉スタジアム2002で行われる」などとし、流通経済大柏(千葉)対青森山田(青森)の決勝戦には5万4000人以上がスタジアムに足を運んだことを紹介した。
さらに、ロシアW杯で活躍した乾貴士が応援リーダーを、女優の清原果耶さんが応援マネージャーを務めたほか、人気アーティストによる応援ソング(今大会はMrs.GREEN APPLEの『僕のこと』)もあると説明。中国とは異なる規模の大きさを、驚きを持って伝えている。
また、出場選手についても、「流経大柏のキャプテンを務めるDF関川郁万は『千葉の怪物』と称され、すでに鹿島アントラーズと契約。卒業と同時にプロの道を歩み始める」と紹介。「日本では高校サッカーとクラブのユースチームとは掛け持ちが不可能。しかし、日本の多くのプロ選手は高校サッカー出身だ」とし、例として本田圭佑や長谷部誠、大迫勇也、柴崎岳らの名前を挙げた。そして、上記の選手が皆特定の高校出身というわけではなく、全国各地にサッカー強豪校があることを説明した。
ただ、高校サッカー選手権大会に出場した選手でも、プロになれるのはやはり少数。記事は「彼らは一生サッカーをやり続けることはなく、私たちと同じように社会に出て普通に仕事をする。では、こんなにも必死になることの意味は何か」と問い掛け、その答えとして高校サッカー選手権大会に出場した選手や監督たちの「希望」「夢が詰まった宝箱」「今やらずにいつやる」といった言葉を紹介。「この答えこそが、日本サッカーが私たちを感動させる理由だ」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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