またフィリピンで最も大きな影響力を誇る民放テレビ・ABS—CBNは、「致我們単純的小美好(A love so beautiful)」の版権を購入した。ABS—CBNで放送される初めての中国現代ドラマとなったこのドラマの視聴率は最高15.9%に達っした。この人気を受けて、ABS—CBNは積極的に中国の映画・ドラマ制作会社と、ウィンウィンの提携ができる機会を探すようになっている。
シンガポールのパフォーマンスアーティスト・蔡曙鵬氏は、「外国人が中国映画・ドラマを見るというのは、異なる文化に触れるということ。映画・ドラマを通してみることのできる価値観と、自分の価値観が似ていると、外国人は共感を覚えやすい」と指摘する。ミャンマーの大学生・蘇さんは取材に対して、「ドラマ『歓楽頌(Ode to Joy)」』に登場する女性はいろいろな問題に直面するものの、めげることなく、解決策を見つける。一生懸命頑張りさえすれば、素晴らしい未来の扉が開き、向上に努めさえすれば、自身をさらに進歩させてくれる。このようなメッセージは、中国の若者だけでなく、私たちベトナムの若者にとっても助けとなる」と話した。
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