中国の中産階級、2013年の10大消費すう勢―中国メディア

Record China    2013年1月7日(月) 15時18分

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6日、向こう数年間の消費すう勢に関する報告によると、中国の中産階級は今後、レジャーや旅行、グルメなどの消費が増える傾向にあるという。写真は上海ワールドフィナンシャルセンター(上海環球金融中心)100階でヨガをする人たち。

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2013年1月6日、向こう数年間の消費すう勢に関する報告によると、中国の中産階級は今後、レジャーや旅行、グルメなどの消費が増える傾向にあるという。研究者は12都市の消費者1200人を対象とした調査に基づき、今年の10大消費すう勢を以下のように総括した。環球時報が香港紙・南華早報の文章を引用して伝えた。

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1)「安全」のための消費

相次ぐ「食の安全」問題に消費者たちは困惑しており、高いお金を払ってでも有機食品を購入する人が増えている。交通安全も例外ではなく、多くのドライバーが自動車保険を購入している。

2)小さな消費

服であれ映画であれ、中国人は手軽さを望んでいる。彼らは短編映画を好むし、2000元(約2万8000円)もする服を1着買うよりも、200元(約2800円)の服を10着買うことを望んでいる。

3)文化的な消費

中国の中産階級は芸術、グルメ、旅行に関心を持っており、劇やコンサート、レジャーへの消費意欲が高いほか、グルメへの消費意欲もかつてないほど高い。

4)子供のための消費

もしあなたが中国中産階級の子供なら、輝かしい未来が待っているだろう。アップルなどのブランド製品を使う青少年が増えているほか、親子鑑賞デーなどのイベントにより、子供向け映画の興行収入も増加しつつある。

5)自分のための消費

誰の世話をする必要もない中国の独身者たちは、レジャーや小売業の成長をけん引している。

6)公益活動

余暇に社会活動に参加したいと望む消費者が増えつつあり、社会的責任がますます重視されている。

7)懐かしさを満たす消費

感情的な要求を消費で満たそうと望む消費者も多い。昔懐かしい製品などが流行を見せている。

8)高齢者の消費も活発

高齢者の中産階級が今、世界各地を旅している。お金を稼ぐばかりの日々は去った。また携帯電話を購入する高齢者も増えており、ネットショッピングをする高齢者も130万人に達している。

9)代理購入や相乗り、万能な各種サービス

安い価格で高級ブランド品が買える代理購入サイトに人気が集まっている。代理購入市場の取引額は2011年、前年比140%増の250億元(約3490億円)に達した。このほか、「相乗りサービス(同じ方向に向かう人々が、1台の車に相乗りすること)」も人気で、関連サイトが多数開設された。

10)垣根を越えた融合

有名人による業界を超えたコラボレーション、オンラインとオフラインの統合、2Dと3Dのリンクなど、垣根を越えた融合は消費者に喜ばれている。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/内山

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