2019年1月28日、中国のスポーツメディアの新浪体育は、卓球男子の張本智和が、日本の女子テニスプレーヤー初となる全豪シングルス優勝とグランドスラム2大会連続優勝の快挙を成し遂げた大坂なおみに、祝福のメッセージを送ったことを伝えた。

記事はまず、張本がツイッターで、「大坂なおみ選手すごすぎる。すごすぎる！。全豪オープン優勝、グランドスラム2大会連続優勝、そして世界ランキング1位本当にすごいです。ずっと試合を見ていて学ぶことが多かったです。本当におめでとうございます！。そして感動をありがとうございます」と祝福したことを伝えた。

その上で、「2人の経歴は似ている」とし、「張本智和の中国系としての身分はずっと論争が続いてきた。大坂なおみも、父親が（ハイチ系）アメリカ人、母親が日本人のハーフで、（テニス選手としての）国籍は日本を選んだ」と伝えた。

また、「2人のもう一つの共通点」として、「安倍晋三首相から肯定を得ていることだ」とし、安倍首相が昨年末、移民政策についての見解を問われた際、親が外国籍を持つ張本智和や大坂なおみの活躍に対する感想を問われ、「同じ日本人として誇りに思う。ご両親は日本では生まれていないが、将来日本で頑張ると決意して日本に来られた。そういう方が、日本を代表して頑張ってくれることは、非常にうれしいことだ」と述べたことを紹介した。（翻訳・編集/柳川）