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9日、独メトログループが旗下の家電量販店メディア・マルクトの中国撤退を決めたと独メディアが報じている。中国市場の厚い壁に跳ね返された格好だ。写真は上海市淮海路店のメディア・マルクト。
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2013年1月9日、RFI中国語版によると、独メトログループが旗下の家電量販店メディア・マルクトの中国撤退を決めたと独メディアが報じている。
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メディア・マルクトは2010年11月に上海に初出店。2011年には新たに6店舗を出店した。投資総額は2億ドル(約170億円)に達した。当初は中国全土に100店舗を展開するという壮大な構想を抱いていたという。
しかし、中国上陸以来厳しい戦いを強いられてきた。中国家電販売店最大手の蘇寧電器はすでに1700以上の店舗を擁している。ドイツ仕込みの美しい陳列などのポイントではメディア・マルクトが勝っていたが、それだけでは太刀打ちできなかった。近日中に撤退の正式決定が発表される見通しだ。(翻訳・編集/KT)
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