Record China 2019年1月30日(水) 9時20分
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29日、日本の人気アイドルグループ「嵐」が活動休止することによる経済損失は年間1000億円にも上ると見込まれていることが中国でも注目を集めている。資料写真。
2019年1月29日、日本の人気アイドルグループ「嵐」が活動休止することによる経済損失は年間1000億円にも上ると見込まれていることが中国でも注目を集めている。
嵐は27日、ファンクラブサイトで2020年12月末をもっての活動休止を発表した。夜にはメンバー5人による記者会見が開かれた。リーダーの大野智によると、17年6月中旬ごろ、嵐としての活動をいったん終えたいという自身の思いを他の4人に伝えた。その後、話し合いを重ね、18年2月に所属するジャニーズ事務所に報告したという。
中国メディアの新浪娯楽は29日、「嵐休止」により年間1000億円もの経済損失が見込まれることを伝えた日本メディアの報道内容を紹介した。
第一生命経済研究所のエコノミストによると、嵐の音楽ソフト売り上げは2017年が約108億7000万円で、18年が約67億1000万円。18年11月からスタートした20周年記念5大ドームツアーの総動員数は237万5000人が見込まれ、売り上げはチケット代だけで200億円を超え、グッズ売り上げやファンのホテル・飲食・交通費、CDやDVDの売り上げ、CMの影響なども加えると、損失額は年間1000億円が見込まれるという。
これについて、中国のネット上では「それでこそ国民的グループ」とその影響力の大きさに納得する声が寄せられていた。
ほかに「彼らのために毎年、日本を訪れる海外のファンも大勢いる。活動休止で、こうした海外ファンの日本での消費額も減るはず」「活動休止はファンにとっても日本経済にとっても本当に惜しまれる」などの声も上がっていた。(翻訳・編集/柳川)
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