18年、TikTokの撮影地で最も多かったのは北京

18年、短編動画共有アプリ・抖音（TikTok）が中国全土で爆発的な人気となった。では、抖音に投稿される動画の撮影場所で最も多く、最も人気となっている「抖音之城」はどの都市なのだろう？抖音がこのほど発表した「2018抖音ビッグデータ報告」によると、その答えは「北京」だった。北京日報が報じた。

報告によると、抖音の利用が多い時間帯は1日に3度あり、うち最もアクティブなのは午後6～7時となっている。他の2つの時間帯は午後0～1時と午後9時‐10時だ。全体的に見ると、正午のアクティブ度が最も高い都市は成都、夜のアクティブ度が最も高い都市は深センだ。年齢により、抖音を通して投稿するのが好きな動画の内容も異なる。報告によると、90後（1990年代生まれ）のユーザーが好むのは、自撮りで自分の個性をPRする動画で、80後（80年代生まれ）はフィンガーダンス、70後（70年代生まれ）はソロ・モダンダンス、60後（60年代生まれ）は孫の成長の動画を好んでいる。各年齢層のユーザーは、抖音を通して、生活の中の素晴らしい瞬間を投稿している。

18年、中国国内のユーザーは世界各地で抖音に延べ2億6000万回ログインした。翻訳をしなくても世界の人にその素晴らしさを伝えることができる世界の絶景が短編動画を通して発信されている。なかでも、中国国内のユーザーのログイン地点で最も多い海外の都市はソウル、ニャチャン、シンガポール市。中国国内の都市で最も多いのは北京、成都、上海となっている。都市をテーマにした動画のうち、再生回数が最も多いのは北京で、 「いいね！」が28億3000個送られ、18年度の「抖音之城」に輝いた。（編集KN）