最新版中国地図、領土と領海を同比率で初表記、南シナ海の領有強調で―中国

Record China    2013年1月14日(月) 17時6分

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12日、今月末に発売される最新版の中国地図は、中国初となる国土と領海を同比率で表記する方法がとられている。

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2013年1月12日、人民日報は今月末に発売される最新版の中国地図を写真入りで紹介した。

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中国地図出版集団発行の中国地図・2013年版「中華人民共和国全図」では、南シナ海を従来の表記法である「地図右下の縮小囲み表記」から全面表記に変更。南海諸島と中国本土の位置関係が明確に示され、中国の海洋権益保護のための有力な証拠資料として役立つことになるとしている。

この地図の編集に携わった周北燕(ジョウ・ベイイエン)氏は「従来の表記法では領海内の一部の島やサンゴ礁しか表記できず、大部分の領海は省略されていた。このため、最新版では国土と領海が同じ比率で示されている」と説明した。

さらに最新版中国地図には、左下の四角い枠内に魚釣島を含む尖閣諸島(中国名・釣魚島)が示されており、中国と台湾との位置関係も詳細に記されている。(翻訳・編集/本郷)

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