<サッカー>日本代表がとった「反日本的」な戦略の裏にある真実―中国紙

Record China    2019年2月1日(金) 16時40分

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中国紙・南方都市報は1日、「日本サッカーはあなたが思うようなものではない」と題する記事を掲載。アジアカップ2019で決勝に勝ち進んだ日本サッカーについて論じた。

中国紙・南方都市報は1日、「日本サッカーはあなたが思うようなものではない」と題する記事を掲載。アジアカップ2019で決勝に勝ち進んだ日本サッカーについて論じた。

記事はまず、昨夏のロシアワールドカップ(W杯)後に就任した森保一監督について紹介。「92年のアジアカップ優勝メンバーであり、今大会で優勝すれば、選手と監督でアジアカップを制覇した史上初の人物となる」とした。また、「森保監督はレアル・マドリードを率いたジダン氏と同じような存在。兄貴分のようにチームをまとめ、粛々と世代交代を進めた」と説明した。

そして、森保監督のもとで勝ち進んだ日本のサッカーについて、「イラン戦までの5試合はすべて1点差で、どうにかこうにか勝ち上がった。サウジアラビア戦では、日本はリードした後、早々にポゼッション(ボールを保持する)を捨て、守りを固めることを選んだ。ゲームを通してのボール支配率が23%だったことは、ほぼすべてのアジアの人々の認識を覆した」とした。

その上で、「エースの大迫勇也がけがで使えないという状況下で、フォワードの駒も不足。森保監督の『反日本的』な戦略は、客観的な状況から行った大胆な変化であり、欧米の強豪国と戦ってきた中で蓄積した自信の表れでもあった」とした。さらに、「実は、日本はW杯で強豪国に対抗するため、ポゼッションにこだわらないサッカーに何年も前から取り組んでいる。その視野とプレッシャーを跳ね返す能力は、すでに“脱亜入欧”を実現している」と評した。

記事は最後に、「日本は過去6回のアジアカップで4度優勝し、優勝回数は最多。92年大会から、アジアカップで43試合を戦っているが、90分間で敗れたのはたったの2試合だけ」と指摘。「ボランチの遠藤航が負傷したものの、代役となる塩谷司は開催国UAEのアル・アインでプレーしており人気が高い。カタールは開催国の優勝の夢を砕いたチームとあって、今夜の決勝戦は日本のホームゲームに変わるだろう」としている。(翻訳・編集/北田

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