サタケが中国政府系研究所と提携し雑穀・豆類のGABA富化技術など研究、その他

Record China    2019年2月5日(火) 9時20分

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サタケは中国政府系の研究機関、中国農業科学院農産品加工研究所(写真)との提携を決めた。最初のプロジェクトとしては、雑穀・豆類のガンマアミノ酪酸(GABA)富化技術および米粉製粉技術の研究を行う。

サタケは中国政府系の研究機関、中国農業科学院農産品加工研究所との提携を決めた。最初のプロジェクトとしては、雑穀・豆類のガンマアミノ酪酸(GABA)富化技術および米粉製粉技術の研究を行う。NKKスイッチズは、2015年以来延期していた広東省東莞市の子会社設立を実施すると発表した。

●サタケが中国政府系研究所と提携、雑穀・豆類のGABA富化技術や米粉製粉技術の研究など

サタケ(本社・広島県東広島市)は2019年2月4日付で、中国政府・農業農村部(中国農水省)系の研究機関、中国農業科学院農産品加工研究所(農産品加工研)と提携契約書を締結したと発表した。農産品加工研として初の、日本の民間企業との提携という。

サタケは中国の雑穀・豆類等の新規市場でのノウハウ収得と技術の向上を図る。最初のプロジェクトとしては、雑穀・豆類のGABA富化技術および米粉製粉技術の研究を行う。農産品加工研はサタケとの共同研究などを通じて、中国の品質基準や食文化の向上を目指す。

サタケは1994年に北京駐在員事務所を開設。97年に機械生産工場の佐竹機械(蘇州)を設立し、本格的に中国市場で事業を展開している。2007年9月の国家糧食局(現・国家糧食和物資儲備局)との包括技術提携契約を皮切りに、18年には吉林省農業科学院と提携契約を締結するなど、中国の公的機関との共同研究を続けている。

●NKKスイッチズ、生産体制強化のため広東省東莞市に子会社を設立

NKKスイッチズは4日、生産体制の強化のため、広東省東莞市に子会社を設立すると発表した。資本金は4000万元(約6億円)で、NKKスイッチズの100%出資。4月の設立を予定する。

NKKスイッチズは2014年10月に東莞市での子会社設立を決めたと発表したが、15年1月になり、現地の生産環境や投資環境の変化を理由に設立を延期すると発表していた。(翻訳・編集/如月隼人

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