中国の温室効果ガス濃度が上昇、2011年は観測以来最高値―中国気象局

Record China    2013年1月17日(木) 11時45分

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16日、中国気象局の発表によると、2011年に計測された大気中の主要温室効果ガス3種類の年平均濃度は世界の平均値を上回り、1990年の観測ステーション建設以来の最高値を記録した。写真は安徽省淮北市にあるコークス製造工場。

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2013年1月16日、中国気象局はこのほど「2011年中国温室効果ガス年報第1号」を発表した。同年報は、世界気象機関(WMO)が2012年11月に「2011年WMO温室効果ガス年報第8号」を発表したことを受けてのこと。それによると2011年、青海省瓦里関のグローバル大気バックグラウンド観測ステーションで計測された、大気中の主要温室効果ガス3種類(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素)の年平均濃度はそれぞれ392.2ppm、1861ppb、324.7ppbと、同期における世界の平均値(390.9ppm、1813ppb、324.2ppb)を上回り、1990年の観測ステーション建設以来の最高値を記録した。ただし、北半球中緯度の平均濃度とはほぼ同水準であった。光明網が伝えた。

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中国気象科学研究院の端義宏(ドゥアン・イーホン)院長によると、同観測ステーションはWMOの全球大気監視(GAW)計画の全球観測所の1つであり、その観測データは北半球中緯度内陸地域の温室効果ガス濃度およびその変化を代表するものだという。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/内山

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