Record China 2019年2月6日(水) 7時20分
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4日、中油網は、米国に追従してファーウェイの5G設備参入禁止の意向を示している英国が、一方で中国に助けを求めるしぐさを見せていると報じた。写真は英首相官邸があるロンドン・ダウニング街10番地。
2019年2月4日、中油網は、米国に追従してファーウェイの5G設備参入禁止の意向を示している英国が、一方で中国に助けを求めるしぐさを見せていると報じた。
記事は、5日の春節に合わせて英国の首相官邸のドアに「丹鳳呈祥龍献瑞、紅桃賀歳杏迎春」という対聯が張り付けられたとし、英国史上初めて首相官邸に中国の対聯がお目見えしたと伝えた。
また、対聯のみならずメイ首相が「英国は在英華人の家である。英中両国関係が引き続き向上する中、全世界の各地で中国の新年を祝う人々に、もっとも美しい祝意を示します」との談話を発表したことを紹介している。
さらに「英国は今、ファーウェイの安全問題に憂慮を示し、米国への追従を試みてファーウェイ製品の参入を禁止した。にもかかわらず、英国の首相が進んで中国に良い顔を見せたのみならず、英国の著名な機関もファーウェイの地位を評価したのだ」とし、英国の権威あるブランド価値評価機関ブランドファイナンスが近頃発表した世界のブランド価値ランキングで、ファーウェイが4000億元(約6兆5000億円)のブランド価値で2018年の25位から12位へと大きくジャンプアップする結果になったと伝えた。
記事は「英国が突然中国に愛想を振りまいたのは、中国が世界第2の経済大国であることを重要視したからである可能性がとても高い。ブルームバーグによると、予定どおり英国の欧州連合(EU)離脱が実現すれば英国の経済成長は1.7%へ低下するが、離脱が先延ばしになれば経済成長がさらに鈍化する可能性があるという」とした。
そして「英国はすでに中国に対し、EU離脱時には中国に対し全面的に開放することを表明したとの報道がある。しかも、両国はEU離脱後に自由貿易協定をさらに充実させる可能性もある。英国はファーウェイ禁止の意向を示しているが、中国がそれでも英国の経済成長を支援する可能性は高い。何といっても、それは人民元の国際化にとってメリットがあるからだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)
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