2019年2月6日、中国紙・環球時報（電子版）は、「タイのスモッグも中国人観光客の波を止められない」とする記事を掲載した。

記事はまず、「タイの首都バンコクとその周辺は最近、深刻な大気汚染によるスモッグに覆われたが、タイの観光当局は春節（旧正月）期間中の中国人観光客の来訪を楽観視しているようだ」とした。

その上で、タイの英字紙バンコクポストの報道を引用し、「タイの観光当局は2月4日から10日までに同国を訪れる外国人観光客数が前年同期比8％増の100万人、観光収入は同24％増と見込んでいる。うち中国からの観光客数は昨シーズン比4％増の33万人、観光収入は同12％増の100億バーツ（約351億円）に上ると予想している」と伝えた。

さらにバンコクポストの報道を引用し、「同期間中に外国人観光客が多く訪れるのはバンコクやプーケット、チェンマイ、アユタヤなどで、これらの都市のホテルの平均稼働率は81％となっており、最も繁忙なプーケットでは88％だ」とも伝えた。（翻訳・編集/柳川）