2013年1月18日、ウォシャウスキー兄弟監督の最新作「クラウド・アトラス」から、3分間の中国版トレイラーが公開された。複数の役を演じる人気スターたちの“名前当て”が話題だ。人民網が伝えた。

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「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟監督の最新作「クラウド・アトラス」。英作家デイヴィッド・ミッチェルの同名ベストセラーを映像化したもので、中国では今月31日に封切られる話題作。キャストも豪華で、トム・ハンクスやヒュー・グラント、ハル・ベリーやスーザン・サランドンなど。アジアからは「リンダ リンダ リンダ（05年）」でも知られる韓国の若手女優ペ・ドゥナ、中国から「孔子の教え（10年）」などの演技派女優ジョウ・シュン（周迅）が出演している。

未来のソウル、1973年のサンフランシスコ、1849年の太平洋諸島など、前後600年にわたる6つの時代を描く。それぞれ独立したエピソードに見えるが、それが交錯した世界を見せる。キャストもそれぞれの時代で、複数のキャラクターを演じている。

このほど公開されたトレイラーと映画ポスターでは、未来や過去の人間に扮したトム・ハンクスたちの姿に、「これは誰？」と名前当てがネット上で話題に。ジョウ・シュンの場合、クローン人間や1973年の白人女性など3つの役を演じている。

同作では、中国の大手映画会社・新原野娯楽有限公司（Dreams of the dragon pictures）も投資している。投資額は1000万ドル（約9億円）で、中国企業の海外作品への投資額としては過去最大となっている。（翻訳・編集/Mathilda）