Record China 2013年1月22日(火) 13時33分
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20日、中国・広西チワン族自治区河池市大化ヤオ族自治県で、63歳の韓国人男性が12年間、孤児院を開き、孤児や親が養育できなくなった子供43人の面倒を見ている。
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2013年1月20日、中国・広西チワン族自治区河池市大化ヤオ族自治県で、63歳の韓国人男性が12年間、孤児院を開き、孤児や親が養育できなくなった子供43人の面倒を見ている。新華社通信が伝えた。
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男性は2001年に同県に訪れ、現地の孤児たちの厳しい生活を目の当たりにし、同県で孤児院建設を決意。その後資金を集め、2002年に孤児院を建てた。当初は夏と冬の休みに韓国に戻り、仕事をして貯めたお金で施設の子供たちを養っていた。今は政府の補助を受けているものの、すべてをまかなうことはできず、彼の貯蓄や韓国の友人などからの援助で施設を運営している。また、近年では中国の個人ボランティアや慈善団体からの援助もあるという。
施設は3階建てで、1階は厨房と食堂、2回は宿舎とお風呂場、3階は読書室や学習室、男性とその妻の住居が設けられている。院内には畑や豚の飼育小屋、運動場などがある。施設の子供は小学1年生から、高校3年生までおり、うち小学生が29人と大半を占めている。
男性の妻によると、男性はキリスト教徒で、愛に国境はないと話している。男性には自分の子供はいないが、施設の子供たちを自分の子供たちのように見ている。夫婦は残りの余生を孤児院で過ごすと決めており、いつまでも子供たちの成長を見守り、彼らと愛を育み、責任を持って育てて行きたいと話している。(翻訳・編集/内山)
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