ニュージーランド、中国との関係が氷点まで冷え込む?!―中国紙

Record China    2019年2月14日(木) 7時20分

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ニュージーランドのアーダーン首相は12日、同国と中国との関係が「氷点まで冷え込んだ」との見方に対し、「両国関係にはちょっとした課題が存在する」としながらも関係悪化説を否定した。写真はニュージーランド。

2019年2月13日、環球時報によると、ニュージーランドのアーダーン首相は12日、同国と中国との関係が「氷点まで冷え込んだ」との見方に対し、「両国関係にはちょっとした課題が存在する」としながらも関係悪化説を否定した。

ニュージーランドでは「中国・ニュージーランド観光年」の開幕記念イベントが予定されていたが、中国側による延期の申し入れがこうした臆測を呼ぶ一因となったもようだ。

記事は「イベントは2年前に両国指導者が協議して決めたもの。延期とは尋常ではない」との声が出たと説明。17年に就任したアーダーン首相がいまだ中国を訪れていないことも「関係がうまくいっていない兆候」と受け止められていると伝え、「中国との外交関係は氷点まで冷え込んだ」という現地メディアの見方はこうしたトラブルを受けてのものであると報じた。

記事は、「先日、中国に向かったニュージーランド航空の旅客機が途中で引き返したことや、ニュージーランド当局が5G事業での中国・華為技術(ファーウェイ)排除を決めたことも一部のニュージーランド人を不安にさせている」と指摘した。

アーダーン首相は「中国は重要な貿易パートナー。引き続き強固で成熟した関係を維持する」と述べ、ファーウェイに関しては「排除の決定には一部疑問が存在するが、問題は国家データの安全に及ぶ。当局の正常な決定だ」と述べたという。(翻訳・編集/野谷

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