白頭山の噴火メカニズム、日中韓が共同研究へ=日本にも被害―韓国メディア

Record China    2013年1月24日(木) 6時0分

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23日、韓国・聯合ニュースによると、中国・北朝鮮国境の白頭山(ペクトゥサン)の噴火に備え、日中韓3カ国が共同で火山活動研究に取り組む見通しとなった。写真は白頭山。

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2013年1月23日、韓国・聯合ニュースによると、中国・北朝鮮国境の白頭山(ペクトゥサン)の噴火に備え、日中韓3カ国が共同で火山活動研究に取り組む見通しとなった。人口衛星による観測などを通じ、噴火に伴う地震のメカニズム解明を目指す。環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国地質資源研究所によると、同研究所は中国科学院と共同でボーリング調査などを実施。火山活動のほか、噴火に伴う地震が朝鮮半島にもたらす影響を調査する。一方、日本は深海掘削船「ちきゅう」で南海の深海海底を探査しており、海底プレートと地震発生の因果関係を調べている。

米スミソニアン博物館の資料によると、白頭山は過去4000年で10回噴火。約1000年前の大噴火では、飛び散った火山灰が北海道など日本の北部に達し、5〜6ミリほど積もったと伝えられている。最近では1903年に噴火している。韓国政府は10年のマクロ経済報告で、火山灰で空港閉鎖などがあった場合、韓国経済への打撃は25億ドル(約2227億円)規模になると予測している。(翻訳・編集/AA)

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