<尖閣問題>民間団体が接続水域へ、在日中国人「日中の摩擦見たくない」―日本華字紙

Record China    2013年1月24日(木) 18時38分

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24日、尖閣諸島の領有権を主張する台湾と香港の民間活動家団体が、漁船で接続水域にまで入った。資料図。

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2013年1月24日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する台湾と香港の民間活動家団体が、漁船で接続水域にまで入った。日本の華字紙・日本新華僑報が伝えた。

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台湾・新北市の深澳港を出航した遊漁船・全家福号に乗船しているのは、台湾の団体・中華保釣協会の構成員4人と香港の団体・世界華人保釣連盟の構成員2人、香港の衛星TV局・フェニックステレビの記者1人の合計7人。加えて、台湾・海岸巡防署(=海上保安庁に相当)が巡視艇4隻を同行させた。

「漁民の生存と生活のため」との名目で漁業権と主権を主張し、当初は航海と漁業の守護神である「媽祖」像を尖閣諸島の魚釣島に設置するとしていた。漁船と巡視艇は同日午前11時すぎ、魚釣島から約44キロの接続水域に入ったが、最終的には領海には入らないまま、午後1時半ごろにともに接続水域を出た。

このニュースに対し、日本新華僑報は在日留学生に電話取材を試みた。ある中国籍の留学生は「個人的にはこうした行動は性急にすぎたと思う。安倍新政権に対する威嚇なのかどうか知らないが、海上保安庁とまともに衝突しないことを願う。彼ら自身の身の安全も心配であるし、日中がこれ以上火花を散らすのも見たくはないから」と話した。(翻訳・編集/愛玉)

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