3回目の核実験を示唆=金正恩政権発足後初、「六カ国協議再開はあり得ない」と明言―北朝鮮国防委

Record China    2013年1月25日(金) 13時32分

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24日、北朝鮮国防委は声明を発表し、三度目の核実験を示唆した。これは先に採択された国連安保理の決議を受けてのもの。写真は北朝鮮。

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2013年1月24日、北朝鮮国防委は声明を発表し、「反米対決の一環として、我々北朝鮮は衛星や長距離ロケットの発射も、さらなる高水準の核実験も包み隠さず行っていく。標的は米国だ」と明言した。これは先に採択された国連安保理の決議を受けてのもの。北朝鮮・朝鮮中央通信の報道を中国新聞社が伝えた。

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安保理決議は、先ごろの北朝鮮による長距離ミサイル発射を非難し、制裁を強化するとしている。これに即時に対抗する北朝鮮側は、金正恩政権発足後初にして3回目の核実験実施を明言した。韓国・聯合ニュースの24日の報道では、北朝鮮はすでに核実験の準備段階を整えており、数日以内にはこれを実行に移すことが可能とのこと。韓国軍部関係者は、北朝鮮咸鏡北道(ハムギョンプクト)の核実験基地で試験装備や測量機器などの設置完了を確認しているという。

新華社の速報によると、北朝鮮国防委は「六カ国協議の再開と共同声明の存在はなきものとなった。朝鮮半島非核化に関する対話の道は閉ざされた」との声明も発表している(※共同声明=2005年9月19日に発表された六カ国発の共同声明。北朝鮮の核兵器放棄に合意したとの内容)。北朝鮮を敵視する米国の政策が変化を見せない中、世界の非核化も北朝鮮の非核化も実現することはできない、よって、各国の主権や平和を尊重するとの原則にのっとった共同声明は無効だと主張している。一連の軍事実験に関しては、「自衛力を拡大するためのもの」との立場だ。(翻訳・編集/愛玉)

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