Record China 2013年1月25日(金) 19時52分
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2013年が明けたばかりの中国インターネット界で大きな事件と言えば、これまで無料で音楽データを提供してきた音楽検索エンジンが、次々と有料化に踏み切るだろうというニュース。これを受けて、中国紙と検索エンジン大手が共同でアンケートを実施している。
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2013年が明けたばかりの中国インターネット界で大きな事件と言えば、これまで無料で音楽データを提供してきた音楽検索エンジンが、次々と有料化に踏み切るだろうというニュース。百度音楽、酷狗、QQ音楽などの人気サービスが大手レコード会社と提携し、年内にはこれらの有料化が進むと見られている。これまで音楽に限らず、映画や書籍などの娯楽コンテンツは無料で視聴し放題というのが当たり前だった中国のユーザーにとって、これは大きな打撃だ。
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これを受けて、中国紙・中国青年報と検索エンジン大手・ヤフー中国は、共同でアンケートを実施。有料で娯楽コンテンツを購入することについて6つの設問を設け、25日午後6時時点で3312人の回答を集めている。具体的な集計結果は以下の通り。
■普段、どのように娯楽コンテンツを入手していますか?
実店舗で購入、あるいは映画館で鑑賞する―18.3%(607票)
オンラインでお金を払って―9.1%(301票)
無料ダウンロードで―91.0%(3013票)
知人にデータをコピーしてもらう―28.6%(948票)
その他―8.5%(281票)
■お金を出して手に入れた娯楽コンテンツは、所有する全コンテンツのどのくらいの割合ですか?
ほぼ全部―4.6%(151票)
大部分―7.8%(257票)
普通並み―8.6%(283票)
一部分―28.3%(932票)
ほぼない―48.1%(1585票)
わからない―2.7%(88票)
■インターネットで有料コンテンツを買いたいですか?
買いたい―16.5%(538票)
買いたくない―59.9%(1951票)
わからない―23.6%(769票)
■お金を出してまで娯楽コンテンツが欲しくないという人の理由は?
無料で入手することが当たり前になっていたから―51.4%(1704票)
値段が高くて手が出ないから―58.1%(1924票)
値段に見合ったクオリティーとは思えないから―25.4%(842票)
インターネット上に流通するコンテンツは無料で共有すべきと考えるから―47.1%(1559票)
その他―6.4%(211票)
■娯楽コンテンツの無料提供が続くとどのような影響があると思いますか?
音楽や映画の普及・宣伝―69.3%(2295票)
知的財産権保護への認識が甘くなり、制作陣の創作意欲を削ぐ―35.5%(1176票)
オリジナル作品の収益に打撃をもたらし、優れた作品が減っていく―27.5%(910票)
他者の仕事を尊重せず、自らは労せずして利益を得て、自分を甘やかす結果に―25.2%(833票)
国際社会で中国の評価が下がり、優れた海外作品が中国に入って来なくなる―20.3%(672票)
その他―7.2%(239票)
とくに影響はない―19.9%(660票)
■インターネット上の娯楽コンテンツが有料化することに対しての意見は?
支持するし、それに従う。知的財産権保護はこうあるべき―11.7%(386票)
支持はするが、実際に購入するかどうかは品質と価格次第―49.1%(1626票)
わからない、まず様子を見る―24.5%(811票)
よくないと思う、すでに海賊版が横行していて意味がない―34.5%(1141票)
制作者が報酬を得ることには同意するが、それをユーザーから徴収すべきではない―35.4%(1173票)
その他―6.9%(230票)
(翻訳・編集/愛玉)
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