Record China 2019年2月18日(月) 22時40分
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17日、韓国・ヘラルド経済は「インターネットや放送に対する厳しい規制案を相次いで打ち出している文在寅政権が、今度は国民の主観的好みを無視して芸能人の外見まで規制した」と報じた。資料写真。
2019年2月17日、韓国・ヘラルド経済は「インターネットや放送に対する厳しい規制案を相次いで打ち出している文在寅(ムン・ジェイン)政権が、今度は国民の主観的好みを無視して芸能人の外見まで規制した」と報じた。
韓国政府はこのほど、アダルトサイトや違法賭博サイトを遮断するためサーバーネームインディケーション(SNI)フィールド遮断方式で「HTTPS」に対する統制を始めた。HTTPSは暗号化されたプロトコルで、使用者個人の情報保護のために作られたデータ転送システムだ。しかし、これに対し専門家や市民団体からは「傍受・検閲の可能性がある」「中国がしていたメディアを利用した国民統制に似ている」「自分の通信情報が誰かにより簡単に統制される、露出されるという可能性だけでも、ネット利用者の自由が大きく損なわれる」などと反発する声が相次いでいるという。
また女性家族部は、男女平等の放送環境をつくるとして「男女平等放送プログラム制作案内書」を配布した。案内書は「音楽番組の出演者の外見の画一性が深刻だ」と主張し、「似ている外見の人が過度な割合で出演しないように」と勧告したという。記事は「女性家族部が主観的な判断が入る外見の画一性を恣意的に判断したという点で、今の政府が国民個人の個性と主観性を無視していると言える。主観的な判断が介入する部分までも政府の判断が正しいと考えているということだ」と指摘。「これは典型的な共産主義体制で見られる判断。つまり、政府が国民の考えを尊重せず、画一性を強要する社会だ」と主張している。
これについて韓国のネットユーザーからは「民主主義国が21世紀にすることとは思えない」「人の顔まで規制する国は初めて」「国がどんどん北朝鮮に近づいていく」と驚く声や、「文大統領は過去最悪の独裁者だ」「文政権はコメント操作で政権を握ったから、今度は奪われないように統制するんだ」「アダルトサイトより文大統領の方が国民にとって有害だ」「弾劾理由として十分では?」「そのうちYouTubeも禁止にするだろう。韓国国民はろうそくを持って集まろう」など現政権への批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本)
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