Record China 2019年2月19日(火) 21時0分
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三一節と臨時政府樹立100周年を迎えた韓国で、親日派の音楽家が作った校歌を変える動きが広まっている。資料写真。
三一節(独立運動)と臨時政府樹立100周年を迎えた韓国で、親日派の音楽家が作った校歌を変える動きが広まっている。
18日付の韓国・京郷新聞によると、この動きのきっかけを作ったのは光州地域の学校。光州市は先月9日、「地域の親日残滓(ざんし)」に関する調査結果を発表し、「17の学校で親日派の音楽家が作曲した校歌が使用されている」と明らかにした。このうち一部の学校は、「卒業式(2月)では校歌斉唱を行わず、3月の入学式で新入生が新たな校歌を歌えるようにする」との考えを示した。それ以外の学校も「1学期中に校歌を変更する」と発表したという。
慶尚南道の教育庁も現在、「地域の教育界に残る親日残滓」についての調査を行っている。「親日校歌」を変更するため、来月からは親日行跡の疑いがある4人の作曲家に対する検証を行う。蔚山市の教育庁も来月から「親日校歌・校名」に対する調査を行うという。
忠清北道の教育庁も、道内の校歌の作詞家・作曲家に対する調査を行っており、現在までに19校が親日派の作った校歌を使用していることを確認した。教育庁は713校全ての調査を終えた後に対策を発表する。関係者は「親日派の作った校歌を使用する学校に協議を勧告し、必要に応じて教育庁が強制する案を検討している」と話したという。
これに、韓国のネットユーザーからは「素晴らしい」「本当の日帝清算が始まった。なぜ今まで出来なかったのだろう?」「歴史を正す作業に時効はない」「いいね。後世に恥ずかしくない韓国をつくろう」など称賛の声が相次いでいる。
また「国会議員の中の親日派も追い出したい」との声や、「愛国歌(韓国の国歌)も変えよう。親日が作った歌だよ」「まずは国歌を変えるべきだ」と訴える声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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