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18日、英BBCが撮影を準備している中国人家族を中心としたシチュエーションコメディーの仮脚本に、人種差別的なステレオタイプが認められるとして、200人近いアジア系の脚本家や演出家、俳優らが集団ボイコットを表明する騒ぎになっているという。資料写真。
2019年2月18日、中国の華僑華人向けニュースサイト、中国僑網によると、英BBCが撮影を準備している中国人家族を中心としたシチュエーションコメディー「Living With The Lams」の仮脚本に、人種差別的なステレオタイプが認められるとして、200人近いアジア系の脚本家や演出家、俳優らが集団ボイコットを表明する騒ぎになっているという。
中国僑網が英紙デイリー・メールの報道を引用して伝えたところによると、仮脚本には、父親役が所属するバンド名が「Wok and Roll(中華鍋と春巻き)」となっていたり、所構わず痰を吐く高齢の女性をからかうシーンがあったり、アジア人を「オリエンタル」と呼んだり、中国料理の「不快な臭い」に関するエピソードがあるなどの問題点があるという。番組はまだ制作準備段階にあるため、こうした内容が実際に放送されるかは未定だという。
報道によると、200人近いアジア系の脚本家らがこの新番組をボイコットする理由はそれだけではない。脚本家の多くが白人であり、アジア系英国人の脚本家が担当するのは10話中2話だけであることや、制作会社が中国の文化を理解するために招いたコンサルタントの名前がキャストリストにないことなども問題視しているという。(翻訳・編集/柳川)
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