Record China 2013年1月28日(月) 17時12分
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26日、米国の不動産市場で中国人による投資が増加しているが、その中でも現在中国に住みながら、かつて米国で留学や仕事の経験がある「帰国組」による不動産購入が目立っている。写真は大連で行われた不動産展示会の米国不動産広告。
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2013年1月26日、米華字紙・僑報によると、米国の不動産市場で中国人による投資が増加しているが、その中でも現在中国に住みながら、かつて米国で留学や仕事の経験がある「帰国組」による不動産購入が目立っている。
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米国で華僑が多く住む一部の地域では、小さな庭やプールなどを備えている独立した一軒家が中国の約4分の1の価格で販売されている。少し郊外に出れば、20万ドル(約1800万円)程度で好みの一軒家を自由に選ぶことができる。
米国で華僑が最も集まっているニューヨークやロサンゼルス、北カリフォルニアなどでは、中国人による現金一括払いの不動産購入ブームが起きており、米国不動産市場で海外からの国別投資金額でこれまでトップを占めてきたカナダを抜いて、中国がトップに踊り出たという。
中国本土に住む中国人が米国の不動産を購入する方法として、まずネット上で情報を検索し、その後に現地の仲介業者を通じて購入するパターンが増加している。業界内ではこの種の不動産購入を「隔海買房(=海を隔てて不動産を買う)」と呼んでいる。
しかし、ネット上には不確実な情報やがせネタも多く含まれているため、米国の事情を理解している留学生やビジネスマンなど、かつて米国で生活したことのある人々の投資成功率が高い。
一方、米国で生活したことのない人の場合、「隔海買房」は障害にぶつかるケースも多い。広東省深セン市に住む関(グワン)さんは、米国で生活したことがないものの、サンフランシスコ付近で一軒家が約30万ドル(約2700万円)で売りに出されているのを知り、購入しようと考えていた。しかしその後、そのエリアの環境が非常に悪いことを友人から知らされ、購入をやめたという。(翻訳・編集/HA)
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