遺体をたてに、アンディ・ラウとの対面を要求―香港

Record China    2007年3月30日(金) 16時14分

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楊麗娟の父はアンディ・ラウが娘と2人きりで会ってくれるよう、遺書に書いて自殺した。麗娟さんの母もアンディが要求を聞き入れるように求め、さもなくば「夫の遺体を安置所から引き取らない」とコメントしている。

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中国の楊麗娟(ヤン・リージュエン)さんは、香港のビッグスター、アンディ・ラウの熱狂的な「追っかけ」だ。どうにかしてアンディに会いたいと13年も追っかけ活動を続けている。そんな娘を応援するため、両親も家財をすべてつぎこんだという。

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2007年3月、麗娟さんはついにアンディと会い、一緒に写真も撮ってもらった。だが、対面時間が短すぎたと麗娟さんは不満だ。彼女の父親も「2人きりでゆっくり会うべきだった」と激怒。なんと飛び込み自殺をして抗議した。残された遺書には、アンディ宛に「この死に報いるためにも娘に会ってほしい」と書かれていた。

父の自殺という最悪の事態にまで至ったにもかかわらず、麗娟さんはアンディにもう一度会う夢をあきらめていない。麗娟さんと母親はスケジュールの都合で一旦香港を離れるが、なんと自殺した楊さんの父の遺体は遺体安置所に残していくという。楊さんの母は「アンディが追悼の意を表し、夫の願い(麗娟さんと2人きりで会う)をかなえるまでは遺体を引き取るつもりはない」とコメントした。しかし、警察からは2週間以内に引き取らないと香港の共同墓地に埋葬すると通知されているという。もし香港に埋葬されてしまえば、少なくとも5年間は墓の移動が禁じられているため、楊さんたちは墓参りすら困難になる。しかし楊さんたちは意に介していない様子だ。父の死にもかかわらず、追っかけ活動に執着する楊さんに批判の声は高まるばかりだ。(翻訳/編集・高口康太)

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