中国の高速鉄道技術の「失敗乗り越え得た実力」は敬意に値する―韓国紙

Record China    2013年1月30日(水) 12時27分

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26日、韓国紙・朝鮮日報は中国の高速鉄道事故を物笑いの種にしていた人々に向け「失敗から努力して得た実力は敬意に値するものだ」との記事を掲載した。写真は中国の高速鉄道。

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2013年1月26日、韓国紙・朝鮮日報は中国の高速鉄道事故を物笑いの種にしていた人々に向け「失敗から努力して得た実力は敬意に値するものだ」との記事を掲載した。中国・環球時報が28日付でこれを紹介した。

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中国では現在も高速鉄道の建設が進められており、2020年には総延長1万8000キロの高速鉄道網が実現し、広大な国土を有する中国は1日でどこにでも移動できるようになる「1日生活圏」の時代に突入すると見られている。

さらに「21世紀シルクロード」計画も進められており、西部の内陸部から中央アジアを通じてドイツまで鉄道を延ばし、北部へはシベリアから欧州につなぐという大計画となっている。また、南部を東南アジア諸国と結ぶ鉄道計画も進められており、こちらは2025年の完成を予定しているという。

外国人の多くが中国に対して先入観をもっている。たしかに2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が爆発的流行を引き起こした際、中国政府が行った感染実態の隠蔽は世界的な非難を浴びた。2011年に温州市鉄道衝突脱線事故は「しょせん中国はこの程度」などと嘲笑の対象とされた。しかし、中国人はそうした挫折を味わいながらも歩みを止めず、衛生管理の向上、より高いレベルの高速鉄道技術や交通システムの実現に努めている。中国の高速鉄道については、米連邦運輸省長官が「米国は主要交通網の構築において中国に追い越された」と語るほどとなっていると、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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