日本サッカー選手が欧州で大活躍、中国人選手の姿は影さえ見えず―中国メディア

Record China    2013年2月1日(金) 18時13分

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31日、ベルギーの強豪チームに永井・小野両選手が移籍することになるなど、日本人選手の欧州リーグでの活躍が目立つ一方で、中国人選手の姿は影さえ見られなくなっている。資料写真。

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2013年1月31日、新華社によると、ベルギージュピラーリーグの強豪チーム、スタンダール・リエージュに永井謙佑と小野裕二が移籍することになった。同チームには日本代表のGW・川島永嗣も2012年7月から在籍しており、この100年を超える歴史を持つ名門チームには日本人選手が3人在籍することになる。

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欧州は国際サッカー界で最もレベルが高いが、近年名門チームでプレーする日本人選手が目立った活躍をすることが多い。12年前に中田英寿がASローマのセリエA優勝に大きく貢献したほか、スコティッシュ・プレミアリーグのセルティックで活躍した中村俊輔、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド所属の香川真司をはじめ、ブンデスリーガ・シャルケ04の内田篤人、VfBシュトゥットガルトの岡崎慎司、VfLヴォルフスブルクの長谷部誠、インテル・ミラノの長友佑都、CSKAモスクワの本田圭佑など、欧州リーグでの日本人選手の活躍は中国のサッカーファンの間でもよく知られるところとなっている。

しかし、その一方で中国人選手の名がメディアに上ることは滅多になくなっている。10年ほど前には中国人選手が欧州リーグで活躍する黄金時代もあったが、現在は中国人選手の姿は影さえ見られなくなっており、日中間のサッカーレベルの違いが浮き彫りになっている。

そうした中、広東省の広州恒大がスペインのレアル・マドリードと協力してサッカースクールを設立するなど、現在中国では国内サッカーの振興と強化を図るべきだとの動きが強まっているが、そうした成長モデルを長期的に続けなければ中国サッカーの基盤を固めることはできないだろう。(翻訳・編集/岡田)

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