日本の世界初「リチウム潜水艦」が中国を15年リードというのは本当なのか―中国メディア

Record China    2019年2月26日(火) 0時10分

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24日、新浪軍事は「世界初となるリチウム電池を動力するとする潜水艦を開発した日本の技術が中国より15年進んでいるというのは、本当か」とする記事を掲載した。写真はリチウム電池。

2019年2月24日、新浪軍事は「世界初となるリチウム電池を動力するとする潜水艦を開発した日本の技術が中国より15年進んでいるというのは、本当か」とする記事を掲載した。

記事は「先日、日本初、そして世界初となるリチウムイオン電池潜水艦『おうりゅう』が進水し、大きな注目を集めた。日本のメディアやネットユーザーからは、日本の潜水艦技術は中国の同クラスの潜水艦よりも15年進んでいるとの意見が出ているが、実際の状況はどうなのか」と疑問を提起した。

その上で、「世界でも屈指の潜水艦技術を持つ日本が誇る新世代の通常動力潜水艦である『そうりゅう』型潜水艦は、全長85メートル、水面下の排水量3300トンと世界でも最大級である」と紹介。「ステルス性と低騒音性に優れた流線型の艦体設計になっており、その非大気依存推進(AIP)動力技術は、時速12キロ前後の速度で水中を38日間連続で航行できる能力を持っている」と説明している。

そして、この「そうりゅう」型の11番艦として建造された「おうりゅう」では従来の鉛蓄電池に代わるリチウム電池を動力源に採用したと伝え、「これは、潜水艦技術における画期的な革命だ。リチウム電池は鉛電池に比べて体積が明らかに小さく軽量で、電解液を必要としないためにメンテナンスに便利だ」と解説した。

一方で、「リチウム電池はなおも航続能力がやや弱いという問題を持つほか、容易に発火したり、衝突に弱いという弱点も持っている」とし、「この潜水艦が実際にどれだけの効果を発揮するかについては就役してみないと分からない」と指摘している。(翻訳・編集/川尻

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