Record China 2019年2月25日(月) 16時40分
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バスケットボールの男子日本代表が21年ぶりに自力でW杯本大会出場を決めたことに、中国メディアが注目している。写真は過去の日中戦。
バスケットボールの男子日本代表が、今夏に中国で開催されるFIBAワールドカップ(W杯)本大会への出場を決めたことが、中国でも注目を集めている。
日本は24日に行われたW杯アジア地区2次予選のカタール戦に96—48のダブルスコアで勝利。21年ぶりに自力で本大会出場を決めた。
中国のスポーツメディア・騰訊体育は25日、「豪州とイランを立て続けに制す!日本が8連勝でバスケW杯出場、彼らはすでにアジア一流だ」と題する記事を掲載。日本バスケ界の事情として「男子はアジアの中で強豪国ではあったものの、長年、中韓の陰に隠れ、またイランやヨルダンなどの台頭もあり、徐々にアジア四傑から遠ざかっていった。さらに、国内リーグが二つ存在することから国際バスケットボール連盟(FIBA)から国際大会への出場が禁止されていた(2014~15年)」と説明。Jリーグのチェアマンを務めた川淵三郎氏の元で、さまざまな改革を進めてきたとした。
その上で、「すべてが変わったのが19年W杯予選だ」と指摘。「(2次予選で)4連敗し、絶体絶命の中で、日本は元NBAプレーヤーのファジーカスを帰化させ、全米大学体育協会(NCAA)でプレーする成長著しい八村塁を呼び戻した。これが、日本の実力を急速に高めることとなった」とした。そして、「NBAグリズリーズの渡辺雄太の合流でさらに強くなった日本が、06年の自国開催大会以来、13年ぶりにW杯の舞台に登ることとなった」と伝えた。
記事は最後に、「今年の中国W杯には、ファジーカス、八村、渡辺が手を組み、最強の布陣で出場する。彼らは世界最高レベルのバスケットボールの舞台でサプライズを起こすかもしれない。そしてこの先、日本は必ず中国代表の強敵になるだろう。この潜在的なライバルには、十分注目しなければならない」と伝えた。
中国のネットユーザーからは、「現実的には、日本の未来のライバルは中国ではなくオーストラリアだろう。もともと日本は技術が高く、そこに帰化選手と渡辺雄太が加わった」「オーストラリアにニュージーランド、韓国、イラン、ヨルダンに日本。中国はいったい何番目?。サッカー中国代表の後を追っている気がする」といった声のほか、「『キャプテン翼』はすでに実現した。次は『スラムダンク』か」と、漫画の後を追うようにスポーツ界が発展しているとするコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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